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2007.05.31 Thursday
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2007.01.23 Tuesday
べしゃり暮らし
評価 キャラクター ★★★★☆ 8点
ストーリー ★★★★☆ 7点
祝!連載再開 ヤングジャンプ誌で、『お笑い、漫才』をテーマにした学園ドラマが復活!!
週刊少年ジャンプで2005年10月頃から連載されていた『べしゃり暮らし』が、これからってところで終わってしまったので、個人的には連載が再開して嬉しい限りだ。
”学園の爆笑王”こと『上妻圭右』はお昼の校内放送『圭右明弘のお昼だどっぴゅん大放送!』の中で、校長の触れてはいけない所にツッコミを入れてしまった。
校長の逆鱗に触れ、お昼の放送が中止になってしまった。 なんとしても放送を再開したいと奮闘している最中、関西から『辻本潤』が転校してきた。
辻本に一目を置くようになっていく圭右だが、辻本の過去を知りさらにお笑いを身近に感じつつも、反骨心を燃やす。
ただ、この出会いが、圭右にとって”目立ちたがり屋”で終ってしまうのか、あるいは”お笑い芸人”として本当の爆笑王を目指すのか、人生の分岐点となる。
短編の『柴犬』や『スベルヲイトワズ』に続き、題材を『お笑い芸人』とし、難しいジャンルに果敢に挑戦していると思う。 もちろんステージでのネタや『おしりぴょ〜ん』みたいな一発ギャグなども、根付かせるのは難しい。 ステージやTVなどに実際にでている芸人でもきっと苦労しているところだと思うし、ましてやコマが限られたマンガで表現するのはもっと難しいと思う。
圭右と潤はどんなお笑いを目指していくのか楽しみ。
下ネタに行き過ぎるのはやめてほしい・・・。
『べしゃり暮らし』森田まさのり 既刊3巻 ヤングジャンプ連載中 集英社
2006.11.30 Thursday
紅色HERO
評価: ストーリー ★★★★☆ 7点
キャラクター ★★★★☆ 8点
「アタックNo.1」(著者:浦野千賀子)、 「サインV!」(著者:望月あきら) 、 「エース!」 「BAN BON!」(著者:佐々木潤子) 、「真コール!」(著者:藤田和子)など、バレーボールを題材とした少女マンガのスポ根モノは人気がある。
今”別冊マーガレット”で連載されている『紅色HERO』(高梨みつば)も、スポーツと恋愛が上手く混ざり合ってバランスがいい。 少年マンガをみてもこういうバランスのいい漫画は少ないと思う。 こういうマンガはドラマ化したら『アタックNo.1』ぐらい面白いものになると思う。
ストーリーは、主人公『住吉のばら』は老舗料亭の若女将の修行をするよう女将(母)に言いつけられたことに反発して、家を飛び出し叔母の桃子に助けを求める。
バレーボールの名門高『紅野高校』に入学するが、紅野高校は名門と呼ばれているのは男子の方で、女子部は成績も悪く廃部になっていた。 それでもバレーがやりたいのばらは、男子バレー部の特待生が入る寮の寮母のアルバイトをしながら、学校に通い女子バレー部を再建しようと、女子部員集めを始める・・・。
『紅色HERO』高梨みつば 既刊9巻 別冊マーガレット連載 集英社
2006.09.30 Saturday
卓球(ピンポン)Dash!!
評価 : ストーリー ★★★★☆7点
キャラクター ★★★★☆8点
9月25日発売の週刊少年ジャンプ43号で、卓球マンガ『P2!』(著者:江尻立真)が連載スタート!
グズでノロマで運動オンチのヒロムが、卓球と出会い本人でさえ気がついていない才能を見出され、成長していくという物語。
ジャンプでは、このパターンのスポーツ漫画は多く、現在連載中の『アイシールド21』(著者:村田雄介)も同じような始まり方で、セナが成長していく姿を描いている。
今では頼もしいランニングバックとしてがんばっている。
これから紹介したい作品もスポーツ漫画のパターンの一つです。
週刊少年チャンピオンで連載し1年を向かえ益々面白くなってきた気合MAX!!ど卓球マンガ『卓球(ピンポン)Dash!!』
茨城県牛久を中心にトサカ頭のリーゼントがトレードマークのどヤンキー『天道春来(てんどうはるく)』が、東京から転校してきた天才卓球少女『一ノ瀬沙羽(さわ)』と出会い、春来に対しても一歩も引かない、その気合と強さにホレてしまった。
初心者の春来は無謀にも沙羽より強い男になると卓球を始める事に・・・。
こういうストーリー構成はスポーツ漫画の王道で、かの『スラムダンク』(著者:井上雅彦)も始まりは、桜木花道が赤木晴子に一目ぼれし、春子が薦めるバスケット部に入いり、バスケの魅力・面白さに目覚め、才能を開花させていく・・・。 といったように始めるキッカケはだいたい同じ。
この2つのタイプのキッカケで始まるスポーツ漫画が特に好きで、いろいろ探して読んでいます。
『卓球Dash!!』本田真吾 既刊4巻 週刊少年チャンピオン連載 秋田書店
2006.09.01 Friday
ホーリーランド
評価 ★★★★☆ 8点
8月も終ろうかという頃、待望の格闘マンガが書店に並んだ。 掲載誌が隔週発売のためコミックスが5ヶ月も待たなければならない。 購入し興奮をおさえつつも、電車の中で読みふける僕。
お前には”居場所”があるか?創っているか?そして守れるか? そんな言葉が今の僕に問いかけられているように感じていた。
その少年は学校にも家にさえも”居場所”が無く、夜の街に求め彷徨い始めた。
『ヤンキー狩り』と呼ばれ、ヤンキー達に一目を置かれつつある『神代ユウ』は、ヤンキーだけでなく競技者たちの標的にもなっていった。 路上で常に真剣で時に感情をむき出しで神代に挑んでゆく。
空手とボクシングの”路上のカリスマ”『伊沢マサキ』をはじめ、空手の『緑川ショウゴ』、レスリングの『土屋』、柔道の『岩戸』、剣道の『タカ』などそれぞれ得意な格闘スタイルをもっている。 神代はというと基本はボクシングであるが、それだけでなくさまざまな競技の技を一つ一つ着実に吸収し、路上の喧嘩芸として磨いてゆく。
街で、路上で、喧嘩をしている時が、自分の存在を認識できる瞬間。
神代だけでなく、マサキやショウゴも路上で自分の居場所を求めている。彼らの行く先にどんなホーリーランドがあるのだろう・・・。
著者である森 恒二氏自身もボクシングやキックボクシングの経験があり、実体験から得たもの、学んだことをさまざまな場面に出てくる解説として生かされている。 格闘や心理描写に、リアリズムや説得力があるように感じるのはそのためではないだろうか。
『ホーリーランド』森 恒二 既刊13巻 ヤングアニマル連載 白泉社
2006.06.24 Saturday
ハクバノ王子サマ
評価:★★★☆☆(7)
『ハクバノ王子サマ』 朔ユキ蔵 連載中(スピリッツ) 小学館
30を越えて未だ独身の多香子先生と新米教師の晃太郎との恋愛漫画。恋愛漫画にしては珍しい三十路を越えたおばさん。と、婚約者のいる若者の恋愛というテーマ。 難しいテーマながら、両キャラ交互の主観を交えつつ、とてもリアルに描かれていて、共感できるという声を良く耳にします。
前作は、あの妄想だけで出来ていそうなエロ漫画『つゆダク』。 今作と比べると、同じ作者が描いているとは思えないほど。作者の世界観の膨大さに驚く限り。
その他、朔ユキ蔵先生の痛快でぶっ飛んだセンスを感じれる『少女ギターを弾く』もお勧めの一朔。
2006.05.03 Wednesday
Buzzer beater
評価:★★★★☆(8.5)
『Buzzer beater』 井上雄彦 全4巻 集英社
スラムダンク・リアル・バカボンド等を描く井上雄彦が自身のHP上で連載を行ったSFバスケ漫画『Buzzer beater』 後に集英社からコミック化。
バスケットが宇宙規模に発展し、地球人のチームが最高峰の宇宙リーグに挑戦するのを描いたSF+バスケ漫画。 一人一人のキャラの個性がヒカリ、オールカラーの臨場感が加わり、白熱のバスケシーンはどうしようもないほどカッコよく、小刻みに入れてくる笑いがとても楽しくさせてくれます。
HP上の連載のためか、とってもノビノビ書かれていて、井上雄彦ワールド全開です。
今でもHP上に公開されているので、興味のある人は是非。 やや読みづらいので、コミックで読むのがオススメです。
2006.04.15 Saturday
ハッピーマニア
評価:★★★★☆(8.5)
『ハッピーマニア』 安野モヨコ 全11巻 祥伝社
今話題の「働きマン」の作者安野モヨコの出世作。ドラマ化した事でご存知の方も多いいと思いますが、このマンガはヤバイですよ。
重田カヨコ、26歳。 男癖が悪く、仕事も続かない。幸せに近づいても怖くなって逃げてしまう。それでも幸せを追い求め続ける、大分ぶっとんだ変な女。 そんなダメ女を好きになったタカハシ。 二人の恋は巡り巡ってどこへ行くのか・・・。
安野モヨコの豪快さ、爽快さをこの漫画以上に表現しているのは無いでしょう。 幸せとは何か。考えさせられる漫画だけど、読めば必ず幸せになれます。
新世紀エヴァンゲリオンの監督・庵野秀明は、作者安野モヨコの夫。 二人のマニアックで奇妙で面白い結婚生活を描いたマンガ「監督不行届」、冒頭にも紹介した「働きマン」も併せてオススメ!
2006.03.25 Saturday
光とともに
評価:★★★☆☆(6.5)
『光とともに』 戸部けいこ 連載中(フォアミセス) 秋田書店
「自閉症」という他人には理解されずらい障害を持った子供、ヒカルを育てていく中で、他人が向ける偏見や、批判、育てる苦労、努力、他人や家族の協力、家族愛などを含め、「自閉症」の子供が成長していく様子を描いた漫画。
第8回文化庁漫画部門優秀賞作品。ドラマ化もされています。
とても深いテーマですが、色々な事を考えさせられる作品です。是非一度読んでみてください。
2006.02.18 Saturday
バンビーノ
評価:★★★★☆(9)
『バンビ〜ノ!』 連載中(ビックコミックスピリッツ) せきやてつじ 小学館
スピリッツで連載中の料理マンガ。今までの料理マンガとは違い、料理の内容ではなく「人」に焦点を当てた異例の熱血料理マンガ。
主人公、伴は九州の料理店からヘルプで行ったのをきっかけに、六本木の一流レストランで働き始める。 自分自身と見つめ合い、成長していく伴の姿、そしてせきやてつじ先生独特の熱のこもった絵で、みるみる内にこのマンガの魅力に取り付かれていく。
R25にも紹介され、注目度は上昇中!みなさん一度ご賞味あれ。
2006.02.11 Saturday
ひかりのまち
評価:★★★★★(9.5)
『ひかりのまち』 全1巻 浅野いにお 小学館
心に響く本です。心を深くえぐられたようにも優しく包まれたようにも感じましす。どんな人間でもその人なりの理由や動機があって行動しているということをとても感じた。一方から見ると悪い人のように見えても他方から見るとそうでないということもある。
『ひかりのまち』は自分自身に問いかける漫画です。悩みがあったり、先が見えなくなった時、是非手に取っていただきたいです。
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