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2007.05.31 Thursday
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2006.10.23 Monday
マネーの拳
評価: ストーリー ★★★★☆8点
キャラクター ★★★☆☆6点
東大受験の次はビジネスの世界に殴りこみ!
あの『ドラゴン桜』の三田紀房が今度はビジネスの世界を攻略する。
商売のヒントはここにあり!
38戦31勝6敗1分世界ジュニアフェザー級王座を4度防衛『花岡 拳』(本名:健)は惜しまれつつ引退。
引退後、花岡は飲食店を経営していた。 しかし、売り上げは悪く経営も行き詰っていた。
そんなある日、テレビ番組で競演した大物実業家の『塚原為ノ介』会長との出会いが、その後の人生をも変えることになる。
拳はボクシングではプロでチャンピオンにもなった男でも、商売では素人。
拳は会長との会話から”設備投資があまりかからない””売り上げが季節に左右されない””商品のロスが少ない”という商売の三原則を知った。
それはまさに、経営している飲食店には当てはまらないものであった。
では儲かる商売とは?
商売のいろはを学び、商売人として、人生においての第2ラウンドのゴングがなった。
どんな商売でどう展開していくのか、経営者としての必要な資質など、興味は尽きない。
『ドラゴン桜』と合わせて読んでみると意外とビジネスマンとして、必要なものが見えてくるように感じる。
このマンガもドラマ化などしたらきっと『サラリーマン金太郎』(本宮ひろ志原作)をも超えるドラマになるかもしれない。 主人公が誰が演じるかにもよるけど・・・。
『マネーの拳』三田紀房 既刊4巻 ビッグコミックスペリオール連載 小学館
2006.10.15 Sunday
もやしもん
評価: ストーリー ★★★★☆8点
キャラクター ★★★★★9点
『かもすぞー』と飛び交っているさまざまな”菌”を肉眼で見ることができる”もやし屋”の息子『沢木直保』と、”造り酒屋”の息子で幼馴染の『結城蛍』とともに、東京のとある農大に入学した。
直保のおじいさんと知り合いの農大の教授『樹慶蔵』と院生の『長谷川遥』と出会った。教授と遥は、直保のその能力が本物なのか半信半疑であったが、一緒に行動を共にするにつれて、その能力に驚かされてゆく・・・。
金儲けのために密造日本酒造りをしていて、大量のヒオチ菌を発生させてしまい酒造りを失敗してしまった。2年生で貧乏学生の『美里薫』と『川浜拓馬』も直保の能力で、金儲けできそうな菌を探してもらおうとしていた。
作中には、アラスカでアザラシを地中で発酵させて作られる”キビヤック”、韓国でエイを瓶に入れて発酵させて作る”ホンオフェ”そして、スウェーデンで作られるているニシンの缶詰”シュールストレミング”などの世界有数のくさい発酵食品が登場している。
『かもして ころすぞ』と日本中を騒がせているO−157(腸管出血性大腸菌)登場。
人の体の中で”かもす”と病気にさせられてしまう菌。 お酒も菌の”かもした”成果の現れで、これもすごく分かりやすく理解ができた。 いつも直保に引っ付いている麹菌(A・オリゼー)のガンバリのおかげ。
世の中に存在し、まだ発見もされていないような菌を含め膨大に広がりをみせる世界を、分かりやすく、興味を持って読むことができる漫画はそうそう無いと思う。
この漫画より派生し誕生した『純米吟醸生酒 かもすぞ』が”A・オリゼー”と”S・セレビシエ”のイラスト入りで発売された。
『もやしもん』石川雅之 既刊3巻 イブニング連載 講談社
2006.08.23 Wednesday
MAJOR
評価:★★★★☆(8)
「MAJOR」 満田拓也 連載中(少年サンデー) 小学館
高校野球が盛り上がっているので、思い入れのある野球漫画を。
「MAJOR」名の通りメージャーリーグを意識して描かれた漫画かと思いきや、やっとメジャーに行ったのは50巻あたり。 今では少年サンデー最長漫画となっています。
プロ野球投手・本田茂治は妻に先立たれ、ヒジを壊し選手生命の危機に立たされる。 親友の助言から打者に転向し成功を収める。 しかし、現役メジャー投手のギブソンが来日し、本田との対決で死球を投じ、本田は他界してしまう。
という野球漫画としては異例の始まり。 その後の本田の息子・吾郎が野球を通じて成長していく姿を描く。
個人的には今より当初の話がかなりインパクトがあったのか思い入れがとてもあります。いつ読み返しても、悲しくて、悲しくて、がんばって生きていこうと思えるシーンです。
思い入れが強いので評価も高め。
2006.02.12 Sunday
マスターキートン
評価:★★★★☆(8.5)
『マスターキートン』 全18巻 浦沢直樹 小学館
元軍隊エリートで考古学者の主人公、キートン=平賀=太一。
保険会社の調査バイトを行う中で様々な事件に遭遇し、軍隊の頃の身のこなしと考古学で学んだ知識を使い、事件を解決していく。政治的側面が強いこのマンガは、その中で生まれる人間味の暖かさについつい微笑んでしまう。まさに浦沢直樹の真骨頂である。
個人的には、「モンスター」「20世紀少年」より好きなマンガ。
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