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2007.05.31 Thursday
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2006.04.20 Thursday
ONE PIECE
評価:★★★★★(9)
『ONE PIECE』 尾田栄一郎 連載中(週間少年ジャンプ) 集英社
言わずと知れた大人気漫画。アニメ化、映画化、ゲーム化も当然されていて、第二のドラゴンボール的存在。
今現在41巻まで進み、まだまだ終わり所が見えてこない。 以前、『作者がONE PIECE 100巻計画』と言ったという噂を耳にした事がある。
子供はもちろん大人でも全然楽しんで読める漫画だが、ワンパターン、泣かせる為に話を作りすぎ。とか批判もちらほら。
私個人の意見では、あれだけの膨大なキャラを出し、それぞれに個性や過去のくだりを持ち、何巻も前のちょっとしたシーンを伏線に、広大で迫力ある戦闘シーンに持ち込み、読者を感動に巻き込む構成力、想像力は見事だと思う。 100巻計画も頷ける。 100巻出る前に半分も行ってない今こそ、読んだ事ない人は読んでみてください。
2006.04.16 Sunday
新世紀エヴァンゲリオン
評価:★★★☆☆(6)
『新世紀エヴァンゲリオン』 貞本義行 連載中(月刊少年エース) 角川書店
一つ前の記事で紹介した安野モヨコの夫、庵野秀明監督作品「新世紀エヴァンゲリオン」の漫画版。
アニメ版と比べ多少オリジナルな話も加わり、アニメでは分かりにくかった各キャラの心情が鮮明に書かれている。 作者はアニメでキャラクターデザインをしていて、漫画家としてもデビューしているため、戦闘シーンやキャラの表情など違和感無く読めます。
一話一話のテンポが速く内容が薄くなりがちな所と、月刊誌でさらに変則連載で進行が遅いのが難点。しかし、アニメでエヴァを見たことが無い人はこっちを読んでから、一気にアニメを見るのがおすすめ☆
2006.04.15 Saturday
ハッピーマニア
評価:★★★★☆(8.5)
『ハッピーマニア』 安野モヨコ 全11巻 祥伝社
今話題の「働きマン」の作者安野モヨコの出世作。ドラマ化した事でご存知の方も多いいと思いますが、このマンガはヤバイですよ。
重田カヨコ、26歳。 男癖が悪く、仕事も続かない。幸せに近づいても怖くなって逃げてしまう。それでも幸せを追い求め続ける、大分ぶっとんだ変な女。 そんなダメ女を好きになったタカハシ。 二人の恋は巡り巡ってどこへ行くのか・・・。
安野モヨコの豪快さ、爽快さをこの漫画以上に表現しているのは無いでしょう。 幸せとは何か。考えさせられる漫画だけど、読めば必ず幸せになれます。
新世紀エヴァンゲリオンの監督・庵野秀明は、作者安野モヨコの夫。 二人のマニアックで奇妙で面白い結婚生活を描いたマンガ「監督不行届」、冒頭にも紹介した「働きマン」も併せてオススメ!
2006.04.08 Saturday
寄生獣
評価:★★★★☆(8.5)
『寄生獣』 岩明均 全10巻 講談社
人間に寄生しなければ生きられないミミズのような「生物」が、突如地球上に発生する所から、物語は始まる。 脳に寄生されると人間は「生物」に身体を支配されて、『寄生獣』となってしまう。 『寄生獣』は自分が何なのか、何のために生まれてきたのか、どこから来たのかも分からない。唯一分かっている事は人間を捕食するという事。
主人公は運良く、脳を寄生される事無く、その「生物」と共存生活をする事となる。 捕食を阻止するため『寄生獣』達と戦いながら、人間の存在、価値、地球との共存、環境、エゴ、弱み、強さなどの人間の本質に真摯に迫っていく。
グロテスクな表紙と“寄生”とい言葉についつい避けてしまう人もいるかと思いますが、テーマ、ストーリー内容、迫力ともにかなりハイレベルな作品。 まだ読んでない人には特にお勧めできる作品です。
2006.04.02 Sunday
ラブコン
評価:★★★☆☆(6)
『ラブ★コン』 中原アヤ 連載中(別冊マーガレット) 集英社
めっちゃ背の低い男、大谷敦士。めっちゃ背の高い女、小泉リサ。お互いにコンプレックスを持ったもの同士のラブリーな話。「ラブ★コン」。
作者が関西出身のため、関西弁全開、関西ノリ満載でボケるつっこむで、テンポ良く進んでいく。読んでいて爽快、そして少女漫画独特のもどかしさがなんとも言えない程良い。
今夏7月、WaTの小池徹平・non-noモデル兼女優の藤澤恵麻の主演で映画公開が決定。 映画が始まる前に原作をチェックしてみてはいかがでしょうか。
2006.04.02 Sunday
ノーマーク爆牌党
評価:★★★★★(10)
『ノーマーク爆牌党』 片山まさゆき 全9巻 竹書房
「ぎゃんぶらぁ自己中心派」「スーパーヅガン」などで、麻雀漫画の地位を確立させた、片山まさゆきが描く激闘の麻雀漫画、「ノーマーク爆牌党」。ダントツの麻雀漫画no.1作品。
爆牌を操る天才、爆岡。強固な守備で爆岡に挑む、鉄壁。牌流打ちでそつの無い打ち方をする、茶柱。伝説を作る男、八崎。それに、爆役満の素人、当。
ワキ役を含め、その一人ひとりに綿密なキャラが確立されていて、それぞれの心理戦と高度な闘牌とが交じり合い壮絶な戦いが繰り広げられる。まさにこれが麻雀漫画。 特に最後の8〜9巻の闘いは上記の5人それぞれに見せ場があり、語りつくせぬ名シーンがある。
上級者向けの作品となっているため、麻雀に詳しい人以外にはあまりオススメできないのですが、初級者の方は「スーパーヅガン」などから片山漫画に足を踏み入ってほしいです。
2006.04.02 Sunday
ラブロマ
評価:★★★★★(9)
『ラブロマ』 とよ田みのる 全5巻 講談社
直球ラブロマンス。という言葉が良く似合うこの作品は、ホシノ君という男の子が教室のど真ん中で、ネギシさんという女の子に告白する所から始まる。
読みきりから突如連載が開始されたため、1,2巻はダラっとしたペースながら、完結の5巻まで、キャラを崩さず一貫性のある話に仕上げてみせた。後半はコマ割り等の技術も格段に上がり、いくつもの場面で名シーンが現れます。
恋愛に対してとってもマジメに、とっても素直に、とっても純粋に向き合っていく。恋愛の難しさも、この漫画を読めば解けるかもしれない。要はお互いが素直に向き合う事が大切だということを教えてくれます。
久しぶりに良作に出会えたと思いました。
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