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2007.05.31 Thursday
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2006.09.30 Saturday
卓球(ピンポン)Dash!!
評価 : ストーリー ★★★★☆7点
キャラクター ★★★★☆8点
9月25日発売の週刊少年ジャンプ43号で、卓球マンガ『P2!』(著者:江尻立真)が連載スタート!
グズでノロマで運動オンチのヒロムが、卓球と出会い本人でさえ気がついていない才能を見出され、成長していくという物語。
ジャンプでは、このパターンのスポーツ漫画は多く、現在連載中の『アイシールド21』(著者:村田雄介)も同じような始まり方で、セナが成長していく姿を描いている。
今では頼もしいランニングバックとしてがんばっている。
これから紹介したい作品もスポーツ漫画のパターンの一つです。
週刊少年チャンピオンで連載し1年を向かえ益々面白くなってきた気合MAX!!ど卓球マンガ『卓球(ピンポン)Dash!!』
茨城県牛久を中心にトサカ頭のリーゼントがトレードマークのどヤンキー『天道春来(てんどうはるく)』が、東京から転校してきた天才卓球少女『一ノ瀬沙羽(さわ)』と出会い、春来に対しても一歩も引かない、その気合と強さにホレてしまった。
初心者の春来は無謀にも沙羽より強い男になると卓球を始める事に・・・。
こういうストーリー構成はスポーツ漫画の王道で、かの『スラムダンク』(著者:井上雅彦)も始まりは、桜木花道が赤木晴子に一目ぼれし、春子が薦めるバスケット部に入いり、バスケの魅力・面白さに目覚め、才能を開花させていく・・・。 といったように始めるキッカケはだいたい同じ。
この2つのタイプのキッカケで始まるスポーツ漫画が特に好きで、いろいろ探して読んでいます。
『卓球Dash!!』本田真吾 既刊4巻 週刊少年チャンピオン連載 秋田書店
2006.09.21 Thursday
今日からヒットマン
評価:ストーリー ★★★★☆ 8点
キャラクター ★★★★☆ 8点
『稲葉十吉』34歳、ほんの2時間ほど前までは、ごくごく普通のサラリーマンだった・・・。
結婚して半年、一戸建ての家を買ったばかりのなのに、人生最大の災難が起きた!
信じがたい事が突如降りかかって来た。
拳銃でドンパチやってる所、『殺し屋二丁』とヤクザの抗争に巻き込まれ、なぜか自分がヒットマンをやる羽目になってしまった。
伝説のヒットマン『二丁』に成りすまし、裏社会にどんどん引きずり込まれてゆく・・・。
もちろん、ヒットマンなんてすぐやめたい。
サラリーマンとヒットマンこんな二重生活いったいいつまで続く?
そんな2つの顔をもつ主人公の漫画が、ドラマ化されたりすると結構面白い。
例えば、
中山秀征が演じた『近藤静也』、新田たつお原作の『静かなるドン』 (週刊漫画サンデー連載中)
高橋克典が演じた『只野 仁』、柳沢きみお原作の『特命係長只野仁』 (週刊現代連載中)
仲間由紀恵が演じた『山口久美子(ヤンクミ)』、森本梢子原作の『ごくせん』 (YOU連載中)など、主人公が2つの顔をもっていて、表の顔と裏の顔とのギャップが大きいほど物語は面白い。
この『今日からヒットマン』の"サラリーマン稲葉十吉"と"殺し屋(ヒットマン)二丁"としての顔もかなりギャップがあり、商社の仕事と殺しが同時進行で行われていく所もコミカルで面白い。こうゆう漫画は名作になるかも知れない。
『今日からヒットマン』 むとうひろし 既刊2巻 週刊漫画ゴラク連載 日本文芸社
2006.09.14 Thursday
のだめカンタービレ
評価:★★★★★ 9点
10月からのフジテレビ月9の新ドラマで、僕の好きなマンガのひとつ『のだめカンタービレ』が放送される。
”のだめ”を演じるのが『スイングガールズ』が特に印象的だった上野樹里ということで、かなり期待している。
もうすでに読んでいる人も多いと思いますが、まだ読んでいない人はぜひ原作のマンガの方も読んでおいてほしい。
テンポが良くてサクサク読めるので、あっという間に読めてしまう。
僕としては千秋真一がタクトを揮るR☆S(ライジング☆スター)オーケストラの練習シーンや千秋が指揮者コンクールに出場するエピソードが特に好きで、作中にでてくるハイドンの「ロンドン」やベルリオーズの「ローマの謝肉祭」など、クラシックをあまり聴いたことがない僕が、どんな曲なのか聴いてしまったほど影響されたマンガでもある。
来年1月からアニメも放送されるのでそれも楽しみ。
『のだめカンタービレ』二ノ宮知子 既刊15巻 Kiss連載 講談社
2006.09.01 Friday
ホーリーランド
評価 ★★★★☆ 8点
8月も終ろうかという頃、待望の格闘マンガが書店に並んだ。 掲載誌が隔週発売のためコミックスが5ヶ月も待たなければならない。 購入し興奮をおさえつつも、電車の中で読みふける僕。
お前には”居場所”があるか?創っているか?そして守れるか? そんな言葉が今の僕に問いかけられているように感じていた。
その少年は学校にも家にさえも”居場所”が無く、夜の街に求め彷徨い始めた。
『ヤンキー狩り』と呼ばれ、ヤンキー達に一目を置かれつつある『神代ユウ』は、ヤンキーだけでなく競技者たちの標的にもなっていった。 路上で常に真剣で時に感情をむき出しで神代に挑んでゆく。
空手とボクシングの”路上のカリスマ”『伊沢マサキ』をはじめ、空手の『緑川ショウゴ』、レスリングの『土屋』、柔道の『岩戸』、剣道の『タカ』などそれぞれ得意な格闘スタイルをもっている。 神代はというと基本はボクシングであるが、それだけでなくさまざまな競技の技を一つ一つ着実に吸収し、路上の喧嘩芸として磨いてゆく。
街で、路上で、喧嘩をしている時が、自分の存在を認識できる瞬間。
神代だけでなく、マサキやショウゴも路上で自分の居場所を求めている。彼らの行く先にどんなホーリーランドがあるのだろう・・・。
著者である森 恒二氏自身もボクシングやキックボクシングの経験があり、実体験から得たもの、学んだことをさまざまな場面に出てくる解説として生かされている。 格闘や心理描写に、リアリズムや説得力があるように感じるのはそのためではないだろうか。
『ホーリーランド』森 恒二 既刊13巻 ヤングアニマル連載 白泉社
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